令和6年9月21日にから23日にかけて発生した「令和6年奥能登豪雨」は、台風14号から変わった温帯低気圧や秋雨前線の影響で、
石川県の能登半島北部を中心に記録的な豪雨をもたらし、河川の氾濫や土砂災害などの甚大な被害を及ぼしました。
当社では、名古屋市上下水道局から「水道施設等被災時における応急対策の協力に関する協定書」に基づく応援要請を受けて災害応援隊を派遣し、
9月29日から11月22日の55日間にわたり輪島市において水道の応急復旧活動を行いました。
主な活動内容として、活動初期段階では、輪島市北東部に位置する町野地区や北西部に位置する門前地区の通水作業や現地調査を実施しました。
また、この両地区においてはドローン調査も実施し、土砂崩落で危険な箇所の水道管の被災状況調査などを実施しました。
活動中期段階以降では、漏水修理の工事完了箇所における通水作業や、名古屋市上下水道局との合同によるポンプ場の復帰作業、通水作業などを
実施したほか、市の中心部に位置する輪島地区において、被災した配水場への運搬送水を行いました。