私は入社し21年目となりますが、入社当時は水道管や下水管を接続する上下水道工事部門に配属されました。上下水道工事を10年経験し、施設管理部門へと異動になり、汚泥処理場に配属されました。どこを見ても、初めてのものばかりで、不安との戦いでした。しかし、先輩や同僚と助け合いながら技術を身に着け、現在は主任へ昇格し、雨水を河川へ排水する複数のポンプ所、そのポンプ所内に設けてある、汚水を汲み上げ水処理センターへ送水するポンプ設備の運転管理などを行っています。
業務内容は、雨水ポンプ所(13施設)の遠方監視・保守点検を行っています。
また、雨水を、一時的に貯留する施設の遠方監視・保守点検も行っています。
異常個所の早期発見に努め、雨天に排水機能を万全な状態に保つことが、最も重要な仕事です。
また、異常個所を発見した場合は、確実な報告、早期復旧に努めています。
朝のミーティングから始まり1班3名程度で相談しながら、午前・午後と保守点検及び軽微な補修作業を行います。明るい職場でもあるため、現場作業、事務作業とも楽しくできます。
大雨や、故障発生時の呼び出しなど、大変な一面もありますが、職場の仲間と助け合うことにより、乗り越えることができます。
配属された直後は、管理する施設数やポンプの台数に圧倒されましたが、ディーゼルエンジンやポンプに関すること、その他機器整備に関することを覚えていく中で、雨水排水施設の重要性を感じることができました。
大雨の後、何事もなく終わった時、一番手応えを感じます。また、名古屋の街を水害から守っているという強い使命感、達成感を味わえることが、私のやりがいです。
入社してからの21年を振り返ると、上下水道工事の10年、汚泥処理場での7年、現在の職場、沢山の上司や先輩と関わってきましたが、面倒見がよく、分からないことも丁寧に教えてくれるため、自分自身のレベルが上がっていくことを実感できています。近年では、知識・経験を有した先輩たちが研修資料を作成し、後輩や新入社員のために各種の研修を行っているため、やる気があれば早期のレベルアップも可能であると思います。
当社の良いところは、やはり何処の職場もアットホームな職場環境であるため、楽しく仕事ができることであると思います。
また、自身が頑張った実績・成果が評価される制度も整っているので、昇任することができるなど、中途採用者にもチャンスがあると思います。
まず、汚泥処理場で学んだ整備に係る知識を、現所属の若手社員に伝授するとともに、雨水排水施設のことをもっと学び、上司や同僚、後輩達にも信頼される人材に成長したいと思います。
将来の目標は、現所属の様な明るく活気のある職場を作り、会社に貢献できる人材を育成、輩出できるようになることです。