私は入社6年目で配属先は総務課です。
社員の給与計算、社会保険事務、年末調整事務、採用・退職に関わる各種手続きなどが主な仕事です。前職では販売の仕事をしていましたが、このような事務的な仕事の経験がなく、内容的にも多岐に渡り、法令などの専門的知識が必要になるので、仕事を覚えるまでに時間がかかりました。
メインの仕事となる給与計算については、労働契約や会社の規程などに基づき、勤怠状況や手当などを計算し、給与の総支給額を求めます。さらに、社会保険料、雇用保険料や、所得税、住民税などの税金を差し引き、給与支給日までに最終的な手取り額を算出します。
月により繁閑の差があり、年間を通して特に毎年3月から4月にかけては、採用・退職、人事異動が多いため、どうしても仕事量が多くなりますが、仲間とコミュニケーションをとりながらお互いの進捗を確認することで、各自が分担する仕事量を調整するなど、お互いにフォローするように心がけています。
また、1年に1度しか実施しない仕事が多いのも特徴です。代表的なものに年末調整がありますが、仮に処理を誤れば所得税の誤納付につながり、会社の社会的信用に関わるため、慎重に進める必要があります。
月単位での流れになりますが、月の前半は給与計算に集中し、月の後半は採用者・退職者の各種手続きやその時期に必要な事務作業を行います。例えば、毎年11月~12月頃は年末調整の事務作業が勤務時間の中でも大きなウェイトを占めることになります。
チームワークを発揮して、繁忙期の膨大な量の仕事をこなしたときや、現場で働く社員の役に立てたと感じたときにやりがいを感じます。また、はじめて経験するような仕事を仲間とともにやりきったときに大きな達成感を感じます。
表立って注目される仕事ではありませんが、会社で働く社員のためにも必要な仕事なので、今後も責任をもって仕事に臨みたいと思います。
社員同士のコミュニケーションが活発で力を合わせる社風があります。わからないことや困ったことは解決するまで話し合える経験豊富な先輩社員が多いことも魅力的なところであると感じます。
また、有給休暇も取得しやすく、仕事とプライベートを両立できる環境があります。私自身入社してからは前職のときよりも趣味の時間を多くもつことができています。
今の仕事に従事して5年が経過しましたが、毎日何かしらの発見があり、日々の仕事で勉強させていただくことが多くあります。
今後も正確な事務処理を継続するとともに、仲間たちと連携して仕事の質を向上させていきたいと思います。