私は、入社して2年目の若手のホープです。
主な業務は道路を重機で掘削し、新築戸建て等の宅地まで上下水道管を引き込むための現場作業に従事しています。
現場では安全作業を第一に考え、作業開始前には班長を中心に班員と協力業者全員で安全ミーティングを行い、お互い業務における意思の統一を図ります。
作業開始にあたり保安設備を配置してから作業に取り掛ります。道路を掘削し、給水管と下水道管を配管したら漏水箇所は無いか、排水管の勾配は十分取れているか等目視で確認し、埋め戻し作業に取り掛かります。埋め戻しは砕石等の骨材で転圧機を使用し、道路が陥没しないよう入念に転圧します。埋め戻しが終了したら作業現場が綺麗になるように掃除をし、保安設備等の回収、忘れ物が無いか皆で現場を最終確認して次の現場に移動します。
毎朝、事務所を出発する前に給水材料と排水材料を作業車に積込みます。工事調書を確認し、現場の状況を把握し、現場に適した保安設備等の標識をダンプトラックに積込みます。 また、埋め戻し作業に使用する骨材等をダンプトラックに積込み、最初の現場までのルートを地図等で確認して作業車等数台に分乗し、事務所を出発します。 現場での作業が事故もなく安全に終了したら事務所に帰り、明日の作業内容を班員で確認します。使用する材料の準備や、作業車に積載されている道具等の掃除や整理整頓、その他消耗品等を補充します。 現場作業で汚れた作業着等は会社に備えてある洗濯機を使用して汚れが落ちるまで綺麗に洗濯をします。勤務時間が終了したら事務所内の大きな浴槽で身体を綺麗に洗い流し、心身ともどもリフレッシュして帰宅します。
重機または手掘り作業で他企業の埋設管(ガス、電気、電話等)に注意し上下水道本管を掘り出し、分岐から配管までを安全かつ綺麗に手際よく終了した時の達成感は気持ちの良いものです。配管の継ぎ手の接続部分に砂等の異物が付着していないか、配管の切断面に切り粉等が付着していないか細心の注意を払い確認することが大切になります。注意を怠ると配管から住宅内に砂等の異物が混入することになり不衛生な状態になってしまいます。
上下水道は大変重要なライフラインですので、安心・安全な水道水をお客さまにお届けし、使用後の排水を確実に下水道本管に流すという責任感に誇りを持てる仕事だと思います。
入社した当初は正直に言って少し堅いイメージがありましたが、社員の皆さんが気兼ねなく会話をしてくれたので割と早く会社に溶け込めました。
また、分からないことは分かるまで丁寧に教えていただき、非常にアットホームな雰囲気の職場です。
休暇も比較的取得し易く、家族と過ごす時間が増えたことで家族の笑顔も増えました。
まだ新人の私は現場で失敗することがあり、失敗したときは先輩に厳しく注意をされることもありますが、現場から事務所に帰ったときは、いつもの優しい先輩に戻ります。(笑)
私の将来の目標は健康に留意し、現場作業において全工程で先輩方に安心した眼で見られるような技術力を持った社員になることです。そのためには、ひとつひとつの作業工程を丁寧に行い、無駄なく効率の良い方法で技術力を習得することです。目標として私が一人前になったときに、後輩達に私が持っている知識、技術を伝承することです。
私は、上司や先輩から一日も早く信頼を得られるよう会社に貢献できる人材に成長したいと思っています。
また、私の子ども達に「パパは公共工事に携わる仕事に誇りを持って頑張っているんだよ。」と教えたいと思います。実際、子ども達が興味を持ってくれるのか分かりませんが。(笑)