私は入社5年目になりますが、入社当初は緑区で検針マネージャーとして従事したのち、蟹江町、業務部本部での経験を経て令和5年4月より北区の内務者として主に水道メータの検針業務に携わっています。
私が所属する業務部では令和5年度現在、名古屋市北区、西区、中村区、清須市(春日地区除く)、北名古屋市久地野地区、あま市甚目寺地区、大治町の水道メータの検針および水量管理や井水メータの検針、使用中止時の検針業務、水道料金の未納管理・徴収事務の業務を名古屋市上下水道局から受託しています。また、名古屋市近隣の水道事業体では、あま市(七宝地区および美和地区)、蟹江町(一部地域を除く)の水道メータの検針および水量管理、電話窓口受付業務、端末データの入力作業等を行っています。
内務者の一日の業務の流れは
委託検針員が検針することが困難な箇所の確認、解消作業および検針等の現場作業
→委託検針員が当日行った検針に関するデータの確認作業、必要に応じてデータの変更処理を主とした水量管理に関する事務作業
→委託検針員へ翌日の検針データの振り分け、必要事項および連絡事項の伝達などの進捗管理
その他、お客さまからの検針に関する問い合わせに対する対応、委託検針員が欠勤した際の検針応援の依頼や準備、新人委託検針員への教育、検針件数の把握や集計等々です。
検針業務は概ねルーティーン作業ですが、時には突発的な対応も発生するので上司の指示のもと上下水道局担当者、委託検針員と連携を取りながら臨機応変に行動することも重要です。その為、各委託検針員ともコミュニケーションを取りながら円滑な検針業務の遂行に努めています。
私はお客さまから感謝のお言葉をいただいたときに仕事のやりがいを感じます。検針に伺った際、使用水量が以前と比較して多くなっているお客さまに対しては現地もしくは電話にてお声掛けをしています。その際「漏水が早くわかって良かった」「水が出しっぱなしになっていました。教えてくれてありがとう」とお礼のお言葉をいただいたときや「ご苦労様、ありがとう」と労いのお言葉をいただけることがとても嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。
検針業務は水道料金および下水道料金を算定する為の大切な業務であり、指示値入力の正確性や期日の確実性が要求されます。また、早期の漏水の発見や地域の見守り役としての役割を兼ねています。そんな重要な役割を担っているからこそ責任感を持ちながら日々の業務に取り組んでいます。
当社は少人数でも全員で協力し合える会社だと思います。誰かが困っていれば誰かが手を貸し、お互いを尊重し合える人が多いように感じます。お互いを尊重し、業務を遂行することで仕事が円滑に進むとともに生産性の維持・向上に繋がっています。私が仕事で悩んでいる時、困っている時は先輩や同期、後輩が常に気にかけて声を掛けてくれるので非常に恵まれた環境で仕事ができていると実感しています。わからないことはその都度、丁寧に教育してもらえる為、自身のスキル向上にも繋がっています。
また、資格取得制度の活用により業務の遂行に必要な資格を計画的に取得する環境が整っています。更に地震や台風等の災害時でも迅速に対応できるよう定期的に訓練が実施されており地域・社会への貢献度が高い会社だと感じます。
私の将来の目標は人から頼られる存在になることです。入社後、多くの先輩方から仕事の仕方やノウハウを教わってきました。今後はその経験を活かし、社会への貢献、会社の更なる発展に繋げていきたいと考えています。それを実現する為にも意欲的に業務に取り組み、積極的に学ぶ姿勢や行動力を大切にし、他者への気配りや積極的にコミュニケーションを取ることで円滑な事業運営に徹し、誰からも信頼される存在になりたいと考えています。